ママ1人で抱え込まないで。育児ノイローゼになってませんか?

育児・子育て
ポシモ

こんにちは!ポシモです。

毎日の育児、大変ですよね。

思うようにいかないことが沢山ありますよね。

「育児が辛い」「誰も頼りにできない」「息抜きする暇もない」など、ストレスが蓄積されていくと「 育児ノイローゼ 」になってしまうことがあります。

 

今回は「育児ノイローゼから脱出するための一歩」をご紹介します。

ワンオペ育児について知りたい方はこちらへ来てくださいね。

この記事をまとめると

  1. 育児の疲れやストレスによって「育児ノイローゼ」にかかる
  2. 症状が進むと虐待に発展する可能性がある
  3. ひとりで抱え込まずに、相談しましょう

育児ノイローゼの症状チェック

「 育児ノイローゼ 」は育児からくる疲れやストレスが原因で発症するものと考えられています。ですので、具体的に「いつまでには治るよ」というものではありません。

期間は人によって様々ですので、子供が大きくなる数年間続いたり、2歳ごろから始まるイヤイヤ期に発症することもあります。

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育児ノイローゼ は、特別な人だけがかかるものではありません。気づかないうちに 育児ノイローゼ になっていることもあります。

当てはまるものがあれば、注意してください。

育児ノイローゼの症状チェック
  • イライラする
  • 気力がない
  • 急に涙が出てくる
  • 完璧を求める
  • 子供に手をあげそうになる
  • 大きな体重の変動
  • 寝付けない
  • 頭痛がする
  • 無表情でぼんやりする
  • マイナス思考
  • 人と話すことが辛い

当てはまる項目が多いほど、育児ノイローゼの症状が重い事になります。

責任感が強く、完璧を求めるお母さんほど、育児ノイローゼにかかりやすい傾向がありますが、育児は思うようにいかないものです。「理想の母親像」を追いすぎないようにしてくださいね。

 

育児ノイローゼにかかる原因

ポシモ

育児ノイローゼの原因は、複数あります。

育児ノイローゼの原因
  • 急激なライフスタイルの変化
  • 出産後のホルモンバランスの変化
  • 睡眠不足
  • 話し相手がいない(密室育児)
  • 夫の協力がない

 

出産後のお母さんには心身共にストレスがかかっています。その不安定な状態に加えて、正解のない「育児」という大仕事を任されているんですね。

イヤイヤ期・夜泣き・育児への不安感などでストレスやイライラはどうしてもたまります。

この状態で、夫の協力が得られない「ワンオペ育児」や、家で赤ちゃんと二人で過ごす時間ばかりで話相手のいない「密室育児」となると、育児ノイローゼにかかりやすくなります。(当然ですね…)

ただし、ワンオペ育児や密室育児でなくとも育児ノイローゼにかかることはあります。

 

育児ノイローゼが進行すると虐待の可能性が高まる

育児ノイローゼが進行してしまうと、子供への虐待や、最悪お母さんが命を断ってしまうことがあります。

何をしても泣き止まない子供に対して、そんなつもりはなかったのに「つい」手が出てしまう。その「つい」がエスカレートしていくと、大切な子供を日常的に傷つけるようになります。悪気はなくても、止められないんですね。

育児ノイローゼは症状が重くならないように、対策をしていきましょう。すでに手が出てしまうお母さんは、早急に助けを求めてください。誰にも話ができない場合「育児ノイローゼを相談する窓口」があります。この記事の最後にご紹介していますので、利用してみてくださいね。

 

 

育児ノイローゼを抜け出すには

ひとりで全て完璧に行うことは、無理です。周りの人に助けを求めてください。

育児で困ったら「身内で解決しなければいけない」という思いは捨ててください。

育児に悩むお母さんの助けになりたい人は沢山います。

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育児は一人でこなせるものではありません。相談しても、物理的に周りに助けてもらっても「母親失格」なんて思わないでくださいね。

「疲れた」「もういや」と言いたくなることもあると思いますが、真剣に向き合ってるからこそ出てくる感情です。毎日子供のためを思って育児をしている証拠ですよ!

預かり施設を利用する

ベビーシッターや託児施設を利用しましょう。「2時間だけ預かってもらう」などの短時間利用も可能です。預かってもらう間にひとりでランチや買い物をしてもいいですし、お友達に会いに行ってもいいです。

近年では、無償で利用できるファミリーサポートもあります。近所に住む子育て経験のある方が保護者の代わりに子供のお世話をしてくれるシステムです。

「特に重要な用事もないのに利用するのは…」と言われる方もみえますが、お母さんがひとりになる時間も大切です。お母さんのメンタルヘルスを保つために利用するのは全く問題ありません。子供が一番嬉しいのは大好きなお母さんが幸せでいてくれる事です。

 

育児を第三者に頼むことのメリット

子供は、多くの人に手によって育てられることで、学びの幅も広がり、様々な事を吸収してくれます。託児施設のサービスに付いている習い事や、普段接する年齢層と違うファミリーサポートの人とのふれあいで、子供の経験の幅を広げてあげられます。

家族とのふれあいも大切ですが、他人とのコミュニケーションを測るからこそ経験できる感情や経験があります。

 

育児相談をする

育児に正解はありません。子供はひとりひとり違う個性を持っていますし、家庭環境も違います。

ですので「あの子はできてうちの子はできない」なんて当たり前です。今できなくても、大抵の事は子供の力で習得していきますので、安心してくださいね。お母さんも赤ちゃん同様、初めてのことだらけですので、弱音を吐いても大丈夫です。

育児で悩むことは当然のことですので、周りに相談できる人がいれば、抱え込まずに相談しましょう。親や友達に相談できない場合は子供の成長を見ながら育児相談にも応じてくれる「母子教室」に通うのも一つの手段です。

幼児教室のベビーパークやEQWELチャイルドアカデミーなどでは、習い事として赤ちゃんの知育とお母さんの育児相談をうける事ができます。

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MISORABABYのLINE@でも、育児相談ができます。

思い悩まずに、ご連絡くださいね。

 

家事代行サービスを利用する

洗濯や洗い物など目の前にこなしたい家事が沢山あるけど、どうしても気力がない…という場合、家事代行サービスを利用しましょう。家事に気力が出ないのも、育児ノイローゼの特徴の一つです。

家事代行サービスとは
  • 1回の値段は2190円〜5000円ぐらいが相場です。
  • 「一般的な家事」である掃除や料理を頼む事ができますが、基本的に「家にあるもの」を使ったサービスです。
  • (換気扇などの大掃除は頼めません。)
  • サービスは会社によりますが、家にいなくても対応してくれたり、当日3時間前の予約でも受け付けてくれる会社もあります。
  • ※家の洗剤や食材を使って家事をこなしてもらいますので、料理を頼みたい場合は食材の買い物はしておく必要があります。
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掃除のみをお願いしたい場合は、掃除に特化した「ハウスクリーニング」の利用がおすすめです。

 

ワンオペ育児でノイローゼにならないためにしたいこと

ひとりの時間を意識的につくる

まだ話せない子供や、癇癪を起こす年齢の子供と毎日一緒にいるのは、ストレスがたまります。

意識的にひとりの時間をつくってください。お母さん達は「まだ大丈夫」と思って頑張ってしまう方が多いですが、心身が悲鳴をあげる前に対処しましょう。一日中家をあけることが難しくても、近所を散歩するだけでも違います。

 

気持ちを吐き出す場をつくる

どんな場でもいいので、気持ちを吐き出す場所をつくっておきましょう。

家族や友達でもいいですし、 SNSを利用しているお母さんたちも沢山います。 周りに相談できる人がいない場合は特に、SNSでは同じように育児をしているお母さんたちの知恵が見れますので、おすすめです。

 

夫ときちんと話す

日頃の育児がワンオペ状態であれば、しっかり夫と話あうようにしてください。(詳しくはこちら

また、家事・育児に協力的な夫であった場合でも、ずっと子供と一緒にいるお母さんの気持ちは分からないものです。今日あったことや大変だったことを聞いてもらってくださいね。

 

 

育児ノイローゼは悩まずに相談しましょう

無料電話相談

フリーダイヤルで相談にのってくれる窓口をご紹介します。

無料電話相談の窓口(フリーダイヤル)

・「エンゼル110番」

月~土曜日 10:00~14;00

0800-5555-110

 

・「よりそいホットライン」

24時間対応

0120-279-226

 

・「子育てホットライン ママさん110番」

月曜日~金曜日 10:00~16:00

03-3222-2120

 

・地域の市役所や区役所の福祉課

住んでいる地域により電話番号等が違います。

病院で診療してもらう

心療科や精神科を受診してください。いきなり心療科に行くのは抵抗がある場合は、産婦人科でも大丈夫です。

病院でしてもらう治療は、「カウンセリング」「抗うつ剤」「安定剤」「睡眠導入剤」などの処方があります。

薬を使用したくない場合は漢方の「生薬」で症状の改善を期待できるものがありますので、そちらを選んでください。

子育てサロン

自治体の自動支援センターや子育てサロンで相談にのってもらえます。

児童相談所でも大丈夫です。

予約が必要な場合がありますので、事前に電話確認をしてみてください。

 

ポシモ

繰り返しになりますが、子育てで悩んだら周りの助けを求めましょう。必ず助けてくれる人は現れます。

対面で相談することに抵抗があれば、無料相談窓口・Twitter・LINEオープンチャットなどを利用してみてくださいね。