この記事の信憑性
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この記事をまとめると
- 音楽を聴いている子供の方が発達に良い変化が現れている
- 音楽系の習い事をしている子供はIQが高い傾向がある
- 聴かせる音楽はお母さんの心臓の音と同じくらいの速さの曲が良い
もくじ
赤ちゃんは音楽を聴いているの?
赤ちゃんがどの程度、いつから音を聴いているのかご存知ですか?
実は、生まれる前の胎児の時点で、すでに音を認識しています。得に、お母さんの声は、羊水を通した外部からだけでなく、体内の振動からも聞こえてきますので、最もよく聞こえています。
ですので「音楽を聞かせたのに目立った反応がない」場合でも、反応が分かりにくいだけで、赤ちゃんの耳は聴いているんです。
また、お腹の中にいる間に、70時間音楽を聴かせてあげた子と、聴いていない子では生後6ヶ月以降の発達に違いが出ることが分かっています。
実際に音楽を聴いていた子供の方が、 「言語能力」「知的発達」「運動神経」が優れており、身体的、精神的に前向きな変化が出ています。
幼児教育で音楽を聴くと育つ「6つの力」っと効果
言語能力の発達を促す
音楽の習得は言語習得の基盤になります。
音楽は様々な音が複雑に連なって構成されているので、音を聞き分ける能力が自然に身につきます。そのため音楽に触れていると 「言語に対する対応力・処理能力の向上」「語彙の獲得数が多くなる」ことが分かっています。
コミュニケーション能力の向上
音楽を聴きながらお母さんの膝の上で一緒に揺れるなど、身体を動かすことでコミュニケーション能力が向上します。
音楽に合わせた遊びや、楽器を使用することで 自分以外の人の様子を見ながら行動することが必要とされますので、社会性が発達します。
ストレスの緩和
脳の前頭前野は非常にストレスに弱いので、 ストレスを感じると、思考力が落ちてしまいます。
ですので、せっかく脳に刺激を与えても、目の前の物事に集中しにくくなるんですね。そのような場合、音楽にはホルモンを安定させる効果があるので、脳をリラックスさせることができます。
心の発達
人の感情は脳の扁桃体が統べています。音楽を聴いて扁桃体を刺激することにより、子供の感性が磨かれます。
また、「聴く」ということを日常的にしていると、耳からの刺激に反応するようになるので、 人の言葉に耳を傾けられる協調性のある子供になります。
知能の活性化
「リズム」「メロディー」「音程」「速さ」「大きさ」など、複雑に構成されている「音楽の要素」を耳で聴いて脳で処理することで、脳や耳の発達に良い影響を与えます。
その複雑な要素を処理するためには、左脳と右脳の両方を使う必要があります。
このときに使う脳の部位は空間認知能力(平面を立体にする力)に関する問題を解くときに使う脳の部位と共通していることが分かっており、「オーケストラをしている人は空間認知能力が高い」と言われています。
運動能力の向上
スポーツには、筋力や動体視力だけではなく、リズム感も大切ですよね。リズム感を身に付けてあげることで、 基礎的な運動能力が向上します。
また、音楽を聴いて手を叩いたり、手足をばたつかせて反応したりすることから、手足の発達を促します。
おすすめの音楽
お母さんが「心地いい」と感じてリラックスできていることが一番大切です。
なかでも、「和音」「倍音」「リズム」「メロディー」など、複雑に構成されている音楽の要素がよく含まれているクラシック音楽が効果が期待しやすいです。
迷った場合、 お母さんの心臓のテンポに近い速さの曲がおすすめ です!
聴かせてあげること意外にも、ピアノ教室やバイオリン教室で手指を動かすことで脳の発達を促したり、リトミック教室で音楽を体感することも、かなり効果を期待できます。
今回は音楽を聴くことでどのような効果が期待できるかをお伝えしました。
音楽が「英語力」に与える効果についてもご紹介していますので、こちらも合わせて読んでみてくださいね!
こんにちはポシモです。
赤ちゃんに音楽を聴かせても、あんまり反応がない。
意味がないのかな?
と思われた方も見えるかもしれませんが、実際は反応がないだけで、しっかり聞いています。
今回は、
『音楽を聴くことで、子供の発育にどのような効果を期待できるのか』
についてお話します。
知育 の役割もありますので、 ぜひ幼児教育で音楽を取り入れてみてくださいね。