年齢別幼児期の発達と接し方 生後1ヶ月〜5ヶ月【現役知育講師解説】

0歳
ポシモ

こんにちは!ポシモです。

生まれてきてくれた赤ちゃん、ずーっと見ていていたいぐらい、可愛いですよね。

 

でも、「とっても可愛いのだけれど…どうやって接すればいいの??」

という疑問にお答えします。

発達 を理解してあげることでコミュニケーションがとりやすくなりますよ!

 

「赤ちゃんに何を話かければいいのか?」についてはこちらへ来てくださいね。

この記事をまとめると

  1. 愛着関係を作りながら、 発達 の段階によって大人が接し方を変えていく
  2. 授乳中のスマホはだめ
  3. 赤ちゃんの時期に聞いた語彙数が成長した時のコミュニケーション力に繋がる

幼児の接し方は 発達 によって変化が必要

「幼児」と言っても、0歳と3歳ではまるで違う行動や反応をしますよね。子供への接し方は、その子の発達段階を見ながら、大人が対応していく必要があります。

特に0〜1歳の子供は、日々の成長が目覚ましいので、発達段階の目安も把握してあげましょう。

 

授乳中のスマホは?

ついやってしまいがちですが、「授乳中のスマホは絶対ダメ」です。

そんなこと言われても…と思うかもしれませんが、お母さんとスキンシップをしながら食事をしている間に、お母さんの意識が他に向いていることは避けたいです。

目が合わない・泣かない・笑わないとされるサイレントベビーになってしまう可能性があります。

 

ポシモ
「携帯を触っていて赤ちゃんがお母さんを見ている事に気付かない」などの状況が続くと、子供は模倣反射がありますので、子供が成長したときに「お母さんが話しかけてもスマホに夢中で返事がない」「目が合わない」状況を生み出す原因の一つになります。

 

幼児の接し方 生後1ヶ月

ポシモ
生後1ヶ月の赤ちゃんの発達の特徴をふまえて、接し方のポイントをお伝えします!
発達の目安(生後1ヶ月)
  • 元気に泣く
  • 手で掴んで離すことができる
  • 足を動かす
  • 動くものを目で追う
  • お母さんの声が分かる

接し方

 生後1ヶ月の赤ちゃんでも「スキンシップ」は分かりますので、肌の触れ合いがとても大切です。 

触れ合うときは、安心感を与え、赤ちゃんとの愛着関係をしっかり作るためにも、「触れながら話しかける」ようにしてあげてくださいね。

胎児のときからお腹の中で聴こえている「お母さんの声」は、特に良く聴いています。この頃は、聴力・視力が少しずつ発達していきますので、家族の声がする方に注意を向けてくれていることもあります。

 

また、1ヶ月が過ぎる頃には、近所をお散歩して外の空気を感じさせてあげてくださいね。短時間で大丈夫です。お散歩するときは、いいお天気の日や、暑くなく寒くない時間帯(時期によって調節が必要ですね)を選んであげたいですね。

気をつけるポイント

  1. 揺するのはやめましょう
  2. 頭蓋骨に隙間が空いていますので、頭を強い力で触れないようにしましょう

 

幼児の接し方 生後2ヶ月〜3ヶ月

ポシモ
生後2ヶ月〜3ヶ月の赤ちゃんの接し方のポイントはこちらです。
発達の目安(生後2ヶ月〜3ヶ月)
  • 指しゃぷりが始まる
  • 手足の動きが活発になる
  • 「あー」「うー」と発する
  • 動くものや音のなるものを目だけではなく顔を動かして追えるようになる
  • 笑うなどの感情が出てくる
  • 首が安定してくる
  • 自分の身体に気づき始める
  • 授乳のタイミングが整い始める

 

接し方

あやしてあげると、「あー」と声を出して反応してくれたりします。 徐々にコミュニケーションがとれるようになってきていますね。 

声を出していたら、ぜひ反応をしてあげてください。この「あー」や「うー」という言葉に相槌をうってあげることで、赤ちゃんが「聞いてくれている」と感じます。

 

また、視力が発達してきて、動くものを追ってくれますが、まだ広い範囲は見えませんので、赤ちゃんの顔の近くで物を動かしてあげてくださいね。

だんだんと音が鳴っている方向が分かるようになってきますので、音遊びをはじめられます。ガラガラなどであやしてあげるのもオススメです。優しい音色の物を選んであげてくださいね。

 

この頃から、自分の身体に気づき始めるので、あやす時には身体の色々なところを触ってあげてください。

迷ったら「あたまかたひざポン」をオススメします。

気をつけるポイント

  1. 生後3ヶ月頃にになると、「夕方に理由もなく泣く」ことがあります。期間に個人差はありますが、だんだん無くなっていきます。
  2. 腸が成長していっているので、3ヶ月頃に排便の回数が減っていきます。2、3日に一回排便があれば便秘ではありませんが、お腹が張っていたり、うんちのたびに苦しそうな顔をする場合、便秘の可能性がありますので、小児科の受診をおすすめします。

 

ポシモ

赤ちゃんに見せる物は、はっきりした色を選ぶと認識しやすいです。ポシモのオススメは赤ちゃんが良く反応してくれる赤色です!

 

幼児の接し方 生後4ヶ月〜5ヶ月

ポシモ
生後4ヶ月〜5ヶ月の赤ちゃんの接し方のポイントはこちらです。

首がすわると、遊べる内容が増えてきますね!

発達の目安(生後4ヶ月〜5ヶ月)
  • 首がすわり始める
  • 自分の手を見つめる
  • 寝返りができる
  • 「キャキャ」と笑い、声を出して笑えるようになる
  • ガラガラを振って遊べる
  • 近くの人に笑顔を向ける
  • 物に自分から手を伸ばす

 

接し方

首が座ったら高い高いをしてあげるのもいいですね。ただ、かなり優しく丁寧に!です。

座るための筋肉の発達も促してあげたいので、膝の上に座らせて音楽に合わせて揺れてあげるのも素敵です。

 

腹ばいができるようになったら、体力をつけるためにも、腹ばいをしている赤ちゃんの前におもちゃを置いてあげるなどして、遊んであげましょう。しかし、自分で取るのは難しいので、目の前に持って行ってあげてください。疲れると嫌がるので、終わりにしてあげましょうね。

 

また、見たり聞いたり触ったりと、感覚遊びができるようになります。おもちゃではなく、お家の紙袋やビニール袋など質感の違うものを触らせてあげたり音を聞くだけでも学びになります。

 

言葉の発達も促しましょう。

 赤ちゃんの時に多くの単語を聞いた子ほど将来の「コミュニケーション力」「知性」にいい影響を与えます。 

赤ちゃんが見ている物の名前を伝えてあげたり「暑いね」「寒いね」など、たくさん話しかけてあげてくださいね。

 

気をつけるポイント

  1. 昼と夜の区別がつくようになってきていますので、生活リズムを整えるために、起きた時の朝日や散歩中の日光など太陽の光に当たるようにしましょう。1日の流れを決め、お昼寝やお風呂、授乳のタイミングも整えてあげましょう。
  2. 手の届く範囲も広がっていきます。口に入れて欲しくない物は、届かない場所に置いてくださいね。 特に電池やタバコの誤飲に注意してください。 

 

ポシモ

授乳中に「遊び飲み」をする子もいます。遊び始めたら優しく「はい、おしまいね〜」というように、さらっと切り上げて大丈夫です。

 

 

今回は「年齢別期の幼児期の発達と接し方 生後1ヶ月〜5ヶ月」についてお伝えしました。

5ヶ月頃から、そろそろ離乳食が始まる時期ですね!!離乳食についてはこちらでご紹介しています。

 

次回は「年齢別期の幼児期の発達と接し方 生後6ヶ月〜11ヶ月」をお伝えします。

気になる方はこちらへ!