この記事をまとめると
- 子供が求めているのは解決策ではなく共感
- いやいやに対して大人はどっしり構える
- 動く範囲が広がるので安全対策が必要
もくじ
1歳を迎えた幼児との接し方とは
心の成長
自我が芽生えますので、「やだ!」と言い始め、様々な事がスムーズに進まなくなります。
子供は解決策ではなく、「共感」を求めています ので、「嫌だったんだね」「こうしたかったんだね」など、気持ちを表現する言葉がけをしてあげてくださいね。言葉の理解はだんだん進んでいきますが、自分の気持ちを表現する力はまだまだ発達の途中です。気持ちを表現できない事が原因で、「噛みつき」「引っ掻き」などの行動が出てきます。
身体の成長
個人差がありますが、1歳3ヶ月ごろになるころには、歩き始める子が多くなってきます。(発達の個人差が大きいですので、周りと比べすぎないようにしましょう。)
段差があっても登れるようになったり、小走りができるようになったり…と目が離せない時間が増えていきますので、お家の中の危険要素は早めに無くしていきましょう。
「物を投げる」場合がありますが、「投げる」は本能ですので、投げそうな時は、手にとれる物を投げてもいいボールにしてあげてください。投げていいものといけないもの、投げていい場所の区別をつける事はできませんので、大人が環境を整える必要があります。
踏み台に乗れるようになるので、ベランダなど高さのある場所に、物を置かないようにしましょう。転落の危険がある場所は、要注意です。
幼児の 発達 の目安 1歳0ヶ月〜1歳4ヶ月
1歳0ヶ月〜1歳4ヶ月の子供の接し方の特徴は「選ばせてあげる」です!
- 「まんま」など一語が話せる
- しゃがんでまた立ち上がることができる
- 一人で歩けるようになる
- 階段をよじ登ることができる
- 簡単なパズルができる
- 積み木を3つ積める
接し方
筋肉がついてくるので、これまで以上に全身を使った遊びができるようになってきます。それに伴って、大人の力を借りなくても自分で動けるようになるので、自発的に行動するようになります。
転んでも安心できる芝生の生えた公園へ遊びに行って思い切り身体を動かしたり、自発的に行動できるように「自分で選ぶ」を経験させてあげてください。「遊ぶおもちゃをお母さんがいくつか出してあげて、その中から選ぶ」という程度のもので大丈夫です。
気をつけるポイント
立ち上がったり、一人で歩けるようになりますが、「頭が重く転んだ拍子に机の角にぶつかる」「立ち上がる場所が悪くて頭を打つ」などの怪我をすることがあります。よくぶつけそうな場所には、コーナークッションをつけてあげてくださいね。
幼児の発達の目安 1歳5ヶ月〜2歳未満
発達は目安ですので必ずしもこの通りにいかない事もあります!
- 小走りができる
- クレヨンが使える
- 自力で靴下を脱ぐ
- 自分で靴を履く
- 積み木が5つ積める
- ボールを蹴る
接し方
言葉の発達が進んできます。「ワンワンいる」など二語分がお話できるようになってきます。
その時、大人は助詞のついた正しい日本語で「ワンワンがいるね」と言ってあげてくださいね。赤ちゃんに正しい日本語を無理やり言わせたり、「違うでしょ!」と言わなくても大丈夫です。
赤ちゃんが「ただ聞き流す程度に耳に入れてあげる」ぐらいの気持ちで言葉のシャワーを浴びせてあげてくださいね。
手の動きも上達してきて、物を握ったまま動かす事ができますので、お絵かきをしたり、太鼓を叩いたりして遊べるようになります。
気をつけるポイント
大人が「イヤイヤ期に振り回されない」ようにしましょう。この頃は「自分で決めたい・やりたい」と思っています。大人はどしっと構えて安定した態度で接してあげる事が望ましいです。時間があり、待てるようであれば、子供が自分でやっていることを見守ってあげてください。
子供の「いや!」に対抗すると、ますます「いやいやいや!」とヒートアップします。
こんにちは。ポシモです。
ついに1歳!ですね!
どんどんできることも増え、遊びの幅も広がっていきます。
今回はそんな1歳の赤ちゃんの 発達 と 接し方についてお伝えします。
「赤ちゃんに何を話かければいいのか?」についてはこちらへ来てくださいね。