コロナウイルス対策と職場復帰、通園のバランスで悩みますよね。
国も対応策を考えてくれていますが、
(正直わかりにくいですよね…)
「どの制度が対象なのか」
「使えるのに把握できていない」
そんな制度はありませんか?
知っているだけでいざというときの行動の選択肢が広がりますので、チェックしてみてください。
こんな人におすすめ
・大人数の園などに子供を預けることが不安
・自宅待機したいけど職場復帰しないと
・子供が家にいて仕事ができない
各自治体により制度内容や条件が違う場合がありますので、地域の自治体にご確認くださいね。
新型コロナによる「ベビーシッター利用」の補助制度
全国的に使える制度です。
職場は休めないけど、子供を保育園に行かせたくない…
という方は、ベビーシッター 補助制度の活用をお勧めします。
残念ながら、2020年3月のみの特別措置法となりますが、状況によっては延期措置なども考えられるかも?なので、要チェックですね。
最大補助金額
26万4000円
1枚2200円の割引券を月最大120枚利用OK!
普段は月24枚しか使えません。
1日の利用枚数
普段は1日1枚(児童の人数×1枚)が上限なしとなります。
助成分は非課税
普段は雑所得になります
利用条件
小学3年生までの子供がいる家庭
その他仕事など理由が必要です。
ベビーシッターは2019年10月1日から始まった「幼児教育・保育無償化」の対象となっていますので、特別措置法が使えない場合でも、申請をしてみることをお勧めします。
新型コロナによる「育休延長」
4月に復職する予定だったのに、新型コロナウイルスが流行したことによる「職場からの要請」「保護者の希望」があった場合、復職時期を5月末までに延長することができます。
また、復職を延期したことによって保育園の入園時期を延長した場合、入所決定月からの在籍を認められる地域もあります。
(園とのトラブルは避けたいので事前に確認することをお勧めします。)
この場合の保育料の返金についても自治体により対応が変わります。
また、復職証明書が必要です。
提出しなかった場合、園を退所になってしまう場合もあります。
新型コロナによる「休業や働く時間の変更」
小学校や園が臨時休業し、子供の世話で勤務ができなくなった場合に労働基準法の年次有給休暇とは別で有休を取らせた事業者に対する助成金が出ます。
パパママに直接支給される助成金ではありませんが、会社に提案してみることも一つの手ですね。。。
ちなみに、正規・非正規関係なく使えます。
最大補助金額
1日8330円(有休を取得した人に払った全額)
利用の対象
小学校や園が臨時休業をし、子供の世話で勤務が難しい家庭
子供が半日、数時間だけのお休みで職場を休んだ場合でも小学校休業等対応助成金の対象になります。
2020年6月30日まで申請可能です。
小学校や園の対象となるのはこちらです。
- 小学校・小学校課程の義務教育学校
- 高校までの特別支援学校
- 放課後児童クラブ
- 幼稚園・保育所・認定こども園
新型コロナによる「フリーランス」向けの助成金
園や小学校が営業停止、もしくは利用を控える要請がでた場合に使える制度があります。
保護者の判断で休ませた場合は対象外になりますので、気をつけてくださいね。
2020年3月31日までの予定でしたが、6月30日までの延期が予定されています。
最大支給額
1日4100円(就業できなかった日)
利用の対象
・小学校などが臨時休業したために子供の世話で仕事ができないフリーランスの方(長期休み、休日除く)
・新型コロナウイルスに感染した、感染の疑いがあるため通学できない子供の世話を行う方(長期休み、休日含む)
お問い合わせ
学校等休業助成金・支援金等相談コールセンター
0120-60-3999 (9時~21時 土日含)
国税、地方税などの納付も、猶予が認められた場合、原則1年間の猶予が認められています。
お仕事等、非常に大変な方は、まずは電話で税務省に申請をしてみてくださいね。