【現役知育講師解説】0歳からできる教育方法。 早期教育 のメリットとデメリット。

学習・教育方法
ポシモ

こんにちは!ポシモです。

近年では0歳代から始められるお教室もありますね。

一方で、まだ話せないうちから教育をする必要があるの?と疑問をもたれる方も見えます。

 

今回は、『早期教育をすることのメリット・デメリット』についてお話します。

 

「 早期教育 と幼児教育は何が違うの?」

「 早期教育 って一体なに?」

と気になった方はこちらに遊びに来てくださいね!

 

この記事をまとめると

  1. 脳や神経系が作られる黄金期に教育をすることで、能力を高めることができる
  2. 問題をこなすことを目的にさせると受け身になるかも
  3. 結果にこだわりすぎないことが大切

 

早期教育のメリット

発達を促す

脳を形成する乳幼児期に、様々な刺激を与えることで、脳の発達を促すことができます。

それによって子供の能力を引き出すことを目的にしています。

記憶力の養成

脳の中のシナプスという細胞が記憶力を司っています。

 シナプスの密度が高いほど、記憶力がよくなります。 これは脳細胞なので、脳が爆発的に成長する3歳までの間にどれだけ増やしてあげられるかが勝負です。

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幼児教室や幼稚園などでも、シナプスの結合を促進する取り組みを行なっていることがあります。

得意分野を伸ばすことができる

小さいうちは、右脳がよく働くといわれています。早期教育は、瞬間的に見たものや聞いたことを直感的に読み取る力を身につけるトレーニングであり、小さい時期からコツコツと続けることで、得意分野を伸ばす下地作りができるといわれています。

 

基礎学力の養成

お勉強系の早期教育を行うと、小学校で学ぶ学習内容を早く習得できます。お受験を考えている場合、有効です。

また「英語脳」や「音楽の絶対音感」などには、習得ができる年齢にタイムリミットがあります。乳幼児期を逃すと一生習得が難しいと言われていますので、早期教育によって能力の習得が期待できます。

 

スペシャリストに育てられる

「音楽家に育てたい」「スポーツで一流の成績を残せる子にしたい」などある分野のスペシャリストやエリートとして育てたい場合、3歳までに教育を始めることで効果を期待できます。

スペシャリストになるには「必ず早期教育が必要」ではありませんが、「3歳」という年齢はひとつの目安となっています。

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「まだ赤ちゃんだからとりあえず習っていればいい」ではなく、「先生選び」はかなり重要です。先生で子どもの能力はかなり変わりますので、できるだけ一流に近い先生を選ばれることをオススメします。

 

早期教育のデメリット

早期教育を受けていない子と差がなくなる?

早期に教育を始めることで、他の子よりも高い能力をもって学校生活をスタートできる可能性が高まりますが、中学生ごろになると、早期教育を受けていない子達との差がなくなることがあります。

ポシモ

早期教育で養成した脳細胞も、使わないと消えていきます。「早期教育をしたから、もう大丈夫」ではなく、継続的に取り組むことも大切です。

指示待ちになる可能性がある?

お教室によっては、「与えられた問題を解く・こなす」ことを繰り返していく傾向があります。

子どもが「問題をこなす」ことを目的としてとらえてしまうと、自分で考える力を使わずに、指示待ちや受け身な子どもに育ちやすく、創造する力が育ちにくくなります。

 

子どもにとって幸せなことは何か?

「早期教育」にこだわりすぎてしまったり、「結果」を求めすぎてしまうと、親も子どもも疲れてしまいます。

我が子にとって何が幸せなのか?どんな大人になって欲しいのか?を家庭で明確にしておくことが大切です。早期教育の目的を見失わないようにしたいですね。

また、子ども一人ひとりの成長スピードは違いますので、発達段階を見極めながら教育をしてあげてくださいね。

 

ポシモ

今回は早期教育のメリット・デメリットについてお伝えしました。

早期教育でも人気の「英語教育のメリット・デメリット」についてもお伝えしていますので、こちらにも遊びに来てみてくださいね!