乳幼児期にかかりやすい病気と症状「風邪」

病気・ケガ対応

 

ポシモ

こんにちは!ポシモです。

赤ちゃんは、お母さんから免疫をもらっているとはいえ「必ず病気をしない」訳ではありませんよね。

生後6ヶ月ごろからは、持っていた免疫がなくなりますので、病気をするリスクが高くなります。

 

今回は『乳幼児期にかかりやすい風邪と症状』についてお伝えします。

 

この記事をまとめると

  • 「いつもと違うな」を見逃さない
  • 重症化すると合併症のリスクがある

 

赤ちゃんがかかりやすい風邪の症状

風邪

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細菌やウイルスの感染が原因です。発熱した場合、38度台になることもあります。

風邪の症状
主な症状
  • 発熱
  • 鼻水・鼻づまり
  • のどの痛み
  • 下痢
期間

3〜4日で改善していくことが多い

注意

「急性中耳炎」「肺炎」の合併症をおこす可能性がある

 

 

百日咳

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感染力の強い「百日咳菌」が原因です。

3種混合ワクチンの未接種、接種回数不足の影響で幼児から大人まで百日咳にかかる人が増えています。ワクチン未接種の1歳未満の子どもはかかりやすいので気をつけましょう。

百日咳の症状
主な症状
  • 咳やくしゃみが続く
  • 「コンコン」という咳+息を吸うときに「ヒュー」という音
  • 咳に伴う嘔吐
  • 顔の腫れ・内出血が見られる場合あり
  • 無呼吸状態
  • けいれん
  • 熱は出にくい
期間

2〜3ヶ月

注意

「肺炎」「脳症」の合併症をおこしやすい

ときには死に至るほど重症化する

6ヶ月未満の赤ちゃんは顔色は唇の色が悪くなる「チアノーゼ」「無呼吸発作」「けいれん」をおこす危険性がある

 

 

ロタウイルス下痢症

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高温やアルコールなどに抵抗力があるため、感染力が強く、5歳ぐらいまでの間にほとんどの子どもが感染します。

特に6ヶ月から2歳児がかかりやすい感染症です。

急性胃腸炎を発症して入院した子の半数がロタウイルスです。

ロタウイルス下痢症の症状
主な症状
  • 白色っぽいうんち
  • 水っぽい大量の下痢
  • 39度以上の高熱
  • 嘔吐
期間

2〜7日程度

注意

嘔吐物で「窒息」する可能性がある

脱水症状に気をつける

「脳症」「けいれん」を発症する可能性がある

 

 

溶連菌

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溶連菌の感染が原因です。3〜15歳に感染する子が多く、医師の許可が出るまで学校等には出席できません。

溶連菌の症状
主な症状
  • 発熱
  • 喉の痛み・腫れ
  • 舌が赤くなる
  • 発疹(かゆみがある)
  • 尿がの色が濃い・少ない
  • 関節痛
  • 頭痛
期間

10日間

注意

「急性肝炎」「リウマチ熱」「中耳炎」「副鼻腔炎」など様々な合併症を引き起こす可能性がある

 

 

ヘルパンギーナ

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代表的な夏風邪の一つです。1歳から5歳までの乳幼児が発症しやすいです。

ヘルパンギーナの症状
主な症状
  • 39度前後の高熱が約三日続く
  • 食欲がない
  • よだれが多い
  • 喉の奥に痛みのある水泡ができる
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 下痢・嘔吐
期間

5日ほどで水泡による喉の痛みが治っていく

注意

低年齢児は脱水症状に注意し、けいれんや、普段と違うぐったり感がみられた場合、救急対応をすること

「脳炎」「心筋炎」「髄膜炎」を発症する可能性がある

 

 

プール熱(咽頭結膜熱)

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アデノウイルス感染症の一つで、プールの水から感染することが多い夏風邪の一つです。治ってから2日以上経つまで学校等は出席停止になります。

プール熱の症状

主な症状

  • 発熱
  • のどの腫れ
  • 目の充血
  • 頭痛
  • 鼻炎
期間

4〜6日

注意

感染力が強いので家庭内感染しやすい

 

 

手足口病

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0〜5歳児が発症しやすい代表的なウイルス性の夏風邪の一つです。

手足口病の症状
主な症状
  • 口の中・手のひら・足の裏・おしりの割れ目に小さな水ぶくれができる
  • 発熱
  • 食欲がない
  • 尿が少ない
  • 頭痛
期間

発熱3日程度

発疹1週間程度

注意
「脳炎」「髄膜炎」「心筋炎」を発症する可能性がある

 

 

おたふく風邪

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ムンプスウイルスの感染が原因で、耳からのどにかけておたふくのように腫れます。腫れがひいてから5日以上経つまで学校等は出席停止です。

おたふく風邪の症状
主な症状
  • 耳からのどにかけて腫れ・痛み
  • 症状がみられないケースもある
注意

「難聴」「髄膜炎」「脳炎」「精巣炎」「卵巣炎」「膵炎」などを発症する可能性がある

 

 

急性中耳炎

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鼻や喉が炎症し、細菌が鼓膜の奥にある中耳に入り込むことが原因で、鼻水で鼻の通気性が悪くなった場合もかかりやすいです。0〜5歳の乳幼児が発症しやすいです。

急性中耳炎の症状
主な症状
  • 40度前後の急な高熱
  • 耳が痛む
  • 耳鳴り
  • 聞こえが悪くなる

 

「あれ?」と思ったら赤ちゃんが風邪をひいているサインかも

赤ちゃんの機嫌が悪い・泣き止まない・元気がない・いつもみたいに食べてくれないなど、「いつもと違うな」と思ったら、お母さんの感覚を大切にしてください。

下痢や嘔吐のように、わかりやすく目に見えない状態で病気が進行してしまう可能性がありますので、不安な時は診てもらうことをおすすめします。

 

 

ポシモ

今回は赤ちゃんがかかりやすい病気と症状についてお伝えしました。

 

赤ちゃんの病気の『症状別対処法』が知りたいかたはこちらへどうぞ。