2020年3月、新型コロナウイルスの影響で思う存分に遊べない子供達が大勢います。
そこで困るのが子供だけではなく、遊びを提供していく大人ですよね。遊びのネタもつきたし、家事も進まない。親も子もフラストレーションが溜まってきます。げっそりしているお母さん達、めちゃくちゃいます。
そんな悩みを解決できる「知育講師目線でみた家での楽しい遊び方」をご紹介します。
家にあるものを上手に使いながら「おうち遊び」を充実させていきましょう。
もう悩まない!子供と家で遊ぶアイデアをご紹介
トンネル遊び
布団の中心に空洞を作って反対側の出口までハイハイで突っ切ってもらいます。それだけです。まず、大人が率先してやってあげると面白がってチャレンジしてくれます。
自然とハイハイをする形になりますので、遊びながら子供の身体の成長を促します。
言葉のキャッチボールができる月齢であれば、トンネルの出口にお店屋さんを作ってお買いものごっこと合体させても面白いです。
例えば「りんごと桃を買ってきて欲しいな」と行ってからトンネルの先のやおやさんでお買い物をして帰ってきてもらいます。
このようにして「ワーキングメモリー(記憶力)」を育てる知育遊びにアレンジすることもできますよ!
遊び疲れたらそのまま寝られるのは、ポイント高いです!
雑巾掛け競争
記憶にあるかと思いますが、雑巾掛けってかなり体力消耗するんですよね。全身の筋肉を駆使しますので、子供の運動不足解消になります。しっかり疲れてコテンとお昼寝も期待できます。
「雑巾をねじる」ときの手の動きは、手でしっかり握る力と左右の手を逆向きにねじるという日常生活に置いて雑巾を絞る時にしか使わない貴重な動きをしています。
手をしっかり動かすことが脳への刺激に繋がりますので、手を使った運動はこまめに取り入れてくださいね。ママとの指切りゲンまんでも刺激になります。
粘土遊び
粘土遊びは子供の手の感覚を鍛えるためにとても大切な役割を担っています!
きれいに形を作れなくても、こねるだけでもOKですし、伸ばしてみる、ちぎってみるもOKです。ママが触っている様子は目でみてコピーしていきますので、両手を使っていろいろな動きを見せてあげてください。
子供が遊び食べをして困る…という方は粘土で手の学びを消化してあげると、食事では遊ばなくなるかもしれません。
白+赤=〇〇色?
黄色+緑=〇〇色?
色付きの粘土を使う時は、2色を混ぜて何色に変化するかな?と予想と実験をしてみるのも面白いですね!
紙粘土に絵具をたらして自分で色をつけていく遊びも楽しいです。その時は、部屋にレジャーシートを引くと汚れを気にせずに遊べます。
長紐あそび
紐を飛び越える遊びをしましょう。まだ飛べないお子様は持ち上げて感覚を教えてあげてもいいですし、跨ぐだけでも喜んでくれます。
長い紐でしたら、家にある使っていない紐でも、縄跳びでもなんでもいいです。スマホのコードはやめましょうね。
平均台のようなイメージで紐の上を伝って歩きます。
紐のないところを歩くとサメに食べられちゃうかも〜!と設定を入れると面白いですよ!どちらかをゴールに設定して、ぬいぐるみなどを置いてあげて、「ぬいぐるみちゃんを助けて〜」と取ってきてもらいましょう。
3歳を超えていましたら、2人で両端から歩いて行って、対面したらジャンケンなども面白いです。昔ながらのあれです。
水で習字体験
年中さん以上のお子様がちょうどいいかもしれません。
習字は
最近では墨を使わずに水だけで習字を学べますのでかなり便利です。
習字を経験しておくと、文字を書き始めた時に筆の運びが分かりますので、書き順の存在をさらっと受け入れてくれます。「俺には書き順なんて関係ないぜ!」っていう小学生男子の書き方改革は本当に大変です。
せめて、縦線は上から下。横線は左から右に。という基礎のルールの習慣づけを無意識に習得できるうちに落とし込みたいですね。
ジャングルジム
運動不足解消に、やはり1つは家にあると便利なのがベビージムですね。
子供にとっては自分たちの秘密基地(子供が大好きなやつ!)ができますし、大人が相手をしなくても、子供だけで遊んでくれます。
知育効果の高いシリーズも販売されていますので、そちらもおすすめですね。
今回は、おうちでの遊び方についてご紹介しました。
子供がもつ頭を動かしたり、身体を動かす欲求を上手に発散させてあげましょう。
子供におすすめの知育おもちゃ(算数)について興味にある方はこちらへ遊びにきてくださいね。
日頃、知育講師として子供と接する中で、その場にあるもので子供とどうコミュニケーションをとっていくかを常に考えています。実際に子供の反応が良かったものをご紹介していきますね。