【現役知育講師解説】英語の聞き流しに効果はある?本当に効果のある方法とは。

1歳
ポシモ

こんにちはポシモです。

子供の教育に人気のある「 英語 」ですが、お教室に通わなくてもチャレンジすることはできます。

お教室に通わずに、お家でも取り組める方法が「英語の聞き流し」です。

 

今回は「英語の聞き流しで期待できる効果と、取り組むときのコツ」についてお伝えします。

「幼児期に 英語 を学習することのメリット・デメリット」について気になるかたは、先にこちらへ来てくださいね。

 

この記事をまとめると

  1. 日常的に英語を耳にすることで自然と英語を習得する
  2. 英語耳・リズム感・英語脳を身につける
  3. 同じフレーズを繰り返し学ぼう
  4. 言葉の学習は1つずつ

幼児向けの英語の聞き流しとはどんなもの?

「英語の聞き流し」とは、CDやDVDから英語を流して、子供が日常的に英語を聞く環境を作ることを目的としています。

 

日本で成長していく赤ちゃんたちは、日常的に母国語である日本語を耳にしています。

ですので、わざわざ文法や単語を教え込まなくても、自然に日本語を習得していってくれます。

ただ、教え込む代わりに、日々周りの大人から日本語で語りかけられているので「日本語の言葉のシャワー」を浴びていますよね。

それと同じことで、「英語の聞き流し」は「英語バージョンの言葉のシャワー」になります。

大人でも効果が出ることもありますが、特に子供に効果のある学習方法になります。

ポシモ
「英語を話す地域にすむ子供と同じ生活環境を、家で作ってあげる 」と思ってください!

 

英語の聞き流しはいつ聞かせるもの?

子供が落ち着いて遊んでいる時に、BGM感覚でかけ流しをしてあげてください。

お友達が沢山いて騒がしい時や、グズグズ状態の時は聞かせなくてもいいです。

車で移動している時など習慣化させやすいタイミングを掴むと続きやすいです。

 

幼児向けの英語の聞き流しにはどんな効果があるの?

英語耳を作る

 日本語と英語は、特性がかけ離れていますので、日本人が英語を習得することは難しいことなんです。 

その原因の一つに、「周波数の違い」があります。

日本語と英語の周波数は違いますので、英語を聞かずに9歳を超えてしまうと、脳が聞く必要のない音と認識してしまい、リスニングの能力が育ちません。

英語の周波数を聞き取ることができる耳を作りましょう。

 

また、美しいネイティブの発音をしている英語を聞かせ続ければ、そのまま美しいネイティブの発音でお話できるようになっていきます。

英語特有のリズム感を身につける

日本語にはない、「英語特有のリズム感」というものが存在します。

乳幼児期に英語を聞いていくことで、英語特有のリズム感を身につけることができます。

 

英語の脳回路をつくる

赤ちゃんのうちに、「日本語の言葉のシャワー」を浴びた子の脳には「日本語の脳回路」ができています。

日本語を使って日本語で考える脳ですね。

英語の聞き流しをして英語が理解できるようになれば、 英語を使って英語で考える「英語の脳回路」ができます。 

 

効果の出やすい英語の聞き流し方法

ポシモ

実は「聞き流しだけ」では効果がでにくいという意見が多いです。

「言葉を習得する」ためには、やはりコミュニケーションが必要になるんですね。

ですので「CDを流しておけば勝手に英語を話し始める」訳ではありません。

同じ教材を繰り返し使う

子供の吸収力は凄まじいです。

ですが、1回聞き流した物を1度で吸収することは難しいです。

同じ教材を何度か繰り返し使ったり、「習得させたいフレーズ」や「よく読む英語の絵本で出てくるフレーズ」「お気に入りの聞き流し教材に出てくるフレーズ」が入っているものを聞かせてあげると効果的です。

日本語を教える時でも、繰り返し耳にして初めてお話してくれるようになりますよね。

 

話す機会を与える

聞き流しで、インプットはできていても、話してアウトプットができないと「使える英語」にはなりませんよね。

ですので、話す機会を与えてあげてください。

お母さんが語りかけてあげてもいいですし、質問してくれる教材を使うのも手です。

「こどもちゃれんじEnglish」など使う教材次第では、Skypeでネイティブの講師とお話できるようになるものもあります。

ポシモ
幼児期の子供は「まねっこ」が大好きですので、ぜひ「まねっこ」する力を活用しましょう!

お父さん・お母さんと遊びの中で英語を取り入れてみたり、英語のお歌遊びや絵本もおすすめです。

また、触感など、感覚を感じながら学ぶとインプットされやすいので、りんごを触りながら「Apple」と教えてあげるのもいいですね!

 

英語の聞き流しは毎日する

せっかく英語の聞き流しをしても、たまにの取り組みでは意味がありません。

英語を話す地域に住んでいる子供は、毎日英語を聞いて育ちますよね。

1日10分でもいいので、日々の日課にしてください。

 

 

英語の聞き流しをするときに注意したいこと

同時に他の言語活動はしない

「聞き流せばいいから」といって、文字を書く練習や、聞き流しているものと関係のない内容の絵本を読ませても英語の聞き流しの意味がありません。

脳は、2つ以上の言語活動を同時には行わないんですね。

「書く」「読む」「話す」「聞く」は別々に取り組みましょう。

 

頑張って注意を向かせなくても大丈夫

脳に自然にアプローチできていれば大丈夫です。

ですので「しっかり聞かせないと!!」と気負わないようにしましょう。

子供が自分から夢中になってくれる分には問題ありません!

ポシモ
親が「聞かせよう・やらせよう」とすることに子供は敏感です。

すぐに察知して、逆にやらなくなることも多いです。

必死に聞かせようとせず、おおらかに構えていましょう。

 

音は小さくていい

たくさん聞かせたいから、「大きな音で」は必要ありません。

小さい音でもしっかり聞いています。

また、音のボリューム調節がまだ上手にできませんので、大きな音でかけ流しは避けましょう。

 

 

ポシモ

ポシモとしては、英語の習得のおすすめは、「日本語の語彙力が成長してから」を推奨しています。

また、英語の聞き流し教材を購入する場合は、CDのみの購入で充分だと思います。

 

こちらでは、「聞き流しにおすすめのディズニーアニメ」を厳選していますので、ぜひ遊びに来てくださいね。