この記事をまとめると
- 昼寝 は午前中にしましょう
- 昼寝 をしなくてもグズグズしなければなしでもいい
- 昼寝 で学習効果だけではなく免疫力の向上も期待できる
もくじ
昼寝 を午前にすれば「夜も寝る」
子供は午前に、 身体は寝ていても大脳が起きている「レム睡眠」をとり、午後は大脳も眠る「ノンレム睡眠」をとります。
ですので、昼寝を午後にしてしまうと、ノンレム睡眠で深い眠りに入ってしまうので、夜寝られなくなります。ですが、朝早く起きて遊んで午前中にレム睡眠で寝かせてあげると、午後からまた目一杯遊んで夜コテンと寝てくれます。
昼寝によって得られる効果
「2歳半〜3歳までの幼児が昼寝をしないと、不安になったり喜びや好奇心・問題解決能力が低下する」とコロラド大学の研究で発表されています。
記憶の定着・学習効果の向上
寝ている間に記憶が定着します。必要のない記憶の削除をして新しい記憶のスペースを用意しています。また、 睡眠時間が長い子の方が、記憶を司る脳の海馬という部位が大きい事が分かっています。
また、夢をみた方が記憶力・学習効果は高まります!
成長ホルモンの分泌
寝てから3時間ほどすると、脳の下垂体から成長ホルモンが沢山分泌されます。成長ホルモンが分泌されるおかげで、身体の成長やエネルギーを使えるようにする準備がなされています。また、昼寝をすることにより心身共に安定させることができます。
免疫力の向上
眠くなるときにでる「メラトニン」と言うホルモンには「免疫力をあげる」効果があり、癌治療にも効果的であると言うデータもあります。また、ストレスを減らす効果も認められています。
何歳まで昼寝をさせるべき?
「もう3歳も過ぎたのに、未だに昼寝をする」と不安に思わなくても大丈夫です。「いつまで昼寝が必要か」は、子供によって違います。脳の司令によるものなので、体力がない…という問題ではありません。昼寝が必要かどうかは個人差が大きいので、小学生になっても昼寝が必要な子供もいます。
効果的に昼寝をさせる方法
昼寝を毎日の生活の中でルーティーン化することができたら楽ですよね。
そのためには昼寝以外の「生活サイクル」がとっても重要です。生活サイクルを整えるには「メラトニン」と言うホルモンを上手に使うことがポイントです。
どう「メラトニン」を使えば良いのか?についてはこちらをチェックしてください。
午前中にたくさん遊ぶ
午前中に外遊びをしてね!ではなく「午前中に眠たくなる程度に頭と身体を使いましょう」です。
脳の司令で眠たくなりますので、午前中に脳をしっかり刺激してあげると眠たくなります。午前中に文字や知育遊びをしたり、英語の教材で遊んだりしてみてください。また、習い事を午前中に入れて疲れて眠る…も良いですね!もちろん、身体を動かす遊びでもOKです!
子供の昼寝の環境の整え方
親の目の届く場所で寝かせてあげましょう。近くに親がいる安心感を感じ取ってくれています。
- 薄暗い環境
- 夏27℃前後
- 冬24℃前後
- 湿度60%程度
部屋の温度を保つためにエアコンは扇風機を使うときは、赤ちゃんに直接風が当たらないように気をつけましょう。
こんにちは!ポシモです。
子供の睡眠サイクルを作るのは大変ですよね。
「いつまで 昼寝 をさせるべき?」という悩みもよく耳にします。
赤ちゃんのお昼寝には、月齢差だけではなく、個人差もあります。
それは「睡眠には脳の発達が関わっている」からなんです。
今回は「乳幼児期の昼寝の絶大な効果とスッキリ起こすコツ」についてお伝えします。
子供の寝かしつけについての鉄則ルールについてはこちらへ来てくださいね