この記事をまとめると
- リトミックは「究極の人間教育」
- 子供が自分の力で「考えて判断していく」習い事
- 楽しんでいたら知らない間に力が身につく
もくじ
ベビー期から人気の「リトミック」ってなに?
リトミックは「究極の人間教育」と言われています。学ぶほど奥が深ーい教育法です。
リトミックは、スイスの「音楽教育家」であり「作曲家」のエミール・ジャック=ダルクローズによって創案された「音楽の要素を体験する」取り組みです。
音楽的な取り組みをする中で 「協調性」「想像力」「創造力」「思考力」「注意力」「集中力」など生きていく上で大切な力の養成が期待できますので、人間性を高めてくれる「人間教育」としても大きな役割を持っています。
幼稚園や保育園でも取り入れられ初めていますが、実は日本では「明治時代」から取り入れられている歴史のある教育法です。
リトミック は「自分で考えなければいけない」習い事
「リトミックとお遊戯ってなにが違うの?」と質問されたことがありますが、これらには明確な違いがありますよ!
リトミックは歌を歌ったり身体を動かしたりしますよね。お遊戯やダンスも身体を動かしますので、同じようなものに見えるかもしれませんが、お遊戯やダンスには決められた「セリフ」「振り付け」があります。
ですが、 リトミックは「自分で音を聴いて、判断して、行動する」ことが必要とされますので、基本的に振り付けはありません。 多少の指示はありますが、タイミングや聴いた音を表現するときの行動は「自分で判断」しなければいけません。
ここが大きな違いです。
リトミックの絶大な効果とは?
「たくさん音遊びができて、楽しかったね!」の裏で、子供にとっては大きな刺激を受けているんです!ここからは、リトミックを取り組むと期待できる効果について5つに分けてご説明します。
音楽性の向上
リズム遊びや音に合わせて歌ったり動いたりと「音を体感する」取り組みをしますので、音楽性が向上します。
聴いた音を自分のアイデアで表現することで「表現力」も身につきます。
実際に「ピアノ」だけを習っている子よりも「ピアノ+リトミック」を習っている子の方が音楽性の高い演奏をしてくれる傾向にあります。
右脳と左脳 両方の脳への刺激
リトミックで音遊びをしている間、脳は音を聴いて判断したり、周りの動きを見たり…と様々な情報を処理しています。
右脳で「創造力」「表現力」などを使い、左脳で「判断力」「分析力」を使っていますので、右左脳の両方を刺激しています。また、手足を動かすことも脳への刺激に直結しますので、子供の頭はフル回転!ですね!
心の成長
- お友達と協力をする
- 音をよく聴いて判断する
- 次に何が起こるのかを予測する
- 突然の変化への対応
- 聴いた音を頭の中でイメージする
- その他
以上のような取り組みをしていく中で
「注意力」「集中力」「思考力」「社会性」「協調性」「判断力」など「生きる力の基礎」の部分を伸ばすことができます。
運動能力の向上
音楽にあわせて手を叩いたり、速度を気にしながら歩いたり…と全身を使った取り組みの中で 「リズム感」の習得や「身体を思った通りに動かす」ことができるようになっていきます。
リズム感は運動をする上で必要な能力ですよね。また、音を聴いて走ったり止まったりしますので、反射神経も鍛えられますよ!
言葉の習得
歌を歌ったり、先生のまねをしますよね。その中で言葉の意味を理解していきます。
また「大きい音」「小さい音」の大小の言葉と大きさの感覚なども実体験を持って認識していきますので、言葉の習得にいい影響を与えてくれます。
音楽家にならなくてもリトミックに取り組むべき理由
リトミックで得られる効果を、親が習得させようとした場合「頑張って子供になんとかアプローチをして成功したら」身につきそうなものですよね。
ですが、リトミックを活用することで「楽しんでいる間に自然に身についている」状態になります。赤ちゃん期〜幼児期に「生きる力」を身につけさせてあげれば、 音楽の道に進まなくても「子供がやりたい事を見つけたとき」に大きな力を発揮してくれるようになります。
「究極の人間教育」とまで言われるだけありますね。
こんにちはポシモです。
幼稚園や子供の習い事で人気の「 リトミック 」
実際、どんな効果が期待できるの?
子供が成長した後、何が残る?
幼少期からリトミックに取り組んできたポシモの目線でご説明します!
音楽が子供に与える効果についてはこちらへきてくださいね!